宅建試験 初学者が選ぶべき学習法

「低予算とマイペース」がメリットでありデメリットにもなり得る独学は、社会人かつ初学者にはお勧めしないことは前ページのとおり。となれば、残る学習法は、資格学校への通学か通信講座の受講の2つとなります。それぞれのメリットとデメリットを比較しながら見てみましょう。

資格学校のメリットとデメリット

メリット

・現役の宅建所有者である講師から実体験を交えた講義を受けられる
・疑問や不明点を、その場で講師に確認、解消することができる
・他の受講生がライバル的存在となり、モチベーションを維持しやすい

デメリット

・受講料が軒並み10万円以上と現実的に捻出しにくい
・毎週決まった時間に通学しなくてはならない(学校が通勤路に存在しない)
・受講料以外にも交通費がかかってしまう

通信講座のメリットとデメリット

メリット

・大体10万円以内と、資格学校に比べ費用を抑えられる
・好きな時間に自分のペースで勉強を進めることができる
・教材には通信講座ならではの工夫が凝らされた解りやすい構成
・CDやDVDといったメディア教材で疑似講義を受けられる

デメリット

・疑問や不明点を、その場で解消することができない
・形態としては独学なため、モチベーション維持に苦労する

資格学校は現実的な学習法か?

上記のように資格学校と通信講座を比較した結果、やはり大きなネックとなるのが受講料です。宅建受験者の中心である20、30代にとって10万円を超える出費は現実的ではありません。しかも、往復の交通費もかかるとなれば…。

しかも、公務員は別として、退社時間が決まっていない社会人だけに、毎週最初から講義に出席できるとは限りません。その結果、講義に付いて行けなくなり、結局挫折してしまう社会人受講生も少なくないと聞きます。
高額な費用と通学という大きな2つの〝縛り〟の存在。生の講義が受けられるとはいえ、やはり初学の社会人にとって現実的とはいいにくいと思います。

通信講座には挫折させないノウハウが満載

一方、通信講座の、資格学校より格安で受講できる受講料は実に魅力的で大きなメリットです。しかし、メリットの中に独学ではデメリットにも転じうる「好きな時間に自分のペースで勉強できる」ことを挙げました。形態としては通信講座も独学のため、「なぜ?」と思われる方もいるでしょう。

通信講座を運営する各会社もプロです。各講座には独学同様の強制力のなさを補うノウハウを提供しているのです。例えば、最短距離で合格へと導く学習スケジュールの作成提案をはじめ、学習内容を効率的に記憶するための方法提案。もちろん、テキストをはじめとする各種教材にも、挫折せずに合格までたどり着けるようなノウハウと〝仕掛け〟が施されているのです。

なお、資格学校の半額とはいえ5万円を投資したにも関わらず、挫折してしまうという人は、それだけ「宅建に合格したい!」という目的意識が希薄だから、といっても過言ではありません。そういう方は、たとえ10万円以上を費やし資格学校へと通学しても、結局は挫折してしまうのではないでしょうか。

社会人に最適なのは通信講座!

さて、通信学校の大きなデメリットとして「疑問や不明点をその場で解消することができない」点を上げました。確かに、〝その場〟では解消できませんが、各学校もちゃんと対策を講じています。例えば、資格学校大手のユーキャンでは、疑問点や不明点をファックスやメールで受付、解答・解説を返信する「添削・サポート」システムが設けられ、8回まで無料で対応してくれます。

また、今、ネットなどの〝口コミ〟で人気の通信講座「フォーサイト」でも、同様のシステム(但し、メールのみ)が存在しています。しかも、無料対応回数は驚きの30回! また、早ければ質問した翌日には専任講師からの詳しい解答が寄せられるとあって、受講生にはかなり好評のようです。

受講費用、通学時間(交通費)、受講システムといった大きな要素から比較検討してみると、社会人に最適な学習方法としては通信講座に分がありそうです。もちろん、実際受講する前には、各資格学校や通信講座のホームページを確認し、ある程度候補先を絞り込んだところで、資料請求する必要があります。みなさんも、捻出できる予算や自分の勤務スタイルを考慮し、じっくり納得がいくまで各勉強法を比較検討し、受講講座を決定して下さい!

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