合格率から分析する難易度

宅地建物取引主任者、一般に〝宅建〟として知られるこの資格は、毎回(年)約20万人が受験する、随一の人気を誇る国家試験です。
それは、〝失われた十年〟を経たバブル以降はもちろん、人気に衰えの兆しはありません。

なぜ、ここまでの人気を維持しているのでしょうか。それはやはり、不動産が「衣食住」という、人間の基本的な生活基盤の一角を担っており、生きている限りは不動産が必要不可欠であるということ。
また、それゆえに不動産業界が年収ランキングの上位につける〝稼げる業界〟であること。そして、そんな不動産業界へのパスポートとして宅建が認識されているからに他なりません。

加えて、よく言われるのが「宅建の試験は簡単」ということ。本当に宅建は簡単な試験なのでしょうか。下記の過去5回の合格率を見てみましょう。

【宅地建物取引主任者試験・過去5回の合格率】

実施年月

申込者

受験者

合格者

合格基準点

合格率

2009年

201,185

195,515

34,918

33

17.9

2010年

228,214

186,542

28,311

36

15.2

2011年

231,596

188,572

30,391

36

16.1

2012年

236,350

191,169

32,000

33

16.7

2013年

234,586

186,304

28,470

33

15.3

過去5回の平均合格率は16.2%と、簡単とは言い難い結果となりました。
では、なぜ簡単と言われてしまうかといえば、出題される50問すべてが4択式で解答するため、「これなら運もあるし、独学でなんとかなる!?」と想わせる、出題形態にあるのではないでしょうか。

しかし、運で合格できるなら、4択の正解率は25%ですから、合格率もそれ以上の数値になっているはず。宅建は国家資格です。運だけで合格できるほど国家試験は甘くないのです。

国家資格たる宅建を取得するためには、運に頼らず自力で合格する知識が必要です。そして、知識を得るためには自身に合った学習法による受験勉強が必要です。

このサイトでは、独学や通学といった各種学習法の選択方法から、効率的な学習プラン、そして、モチベーションを維持する方法など、宅建取得を目指すみなさんに有効な情報と効果的なアドバイスを提供することを目標としています。
「独学で勉強する!」と決めつける前に、是非一度お読み下さい!

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